Botanical Soil 肥料なしの魅力

あるんです、肥料なしバージョンが!

今までもちょこちょこその存在を書いてきたような気もしますが、ボタニカルソイルには肥料なしバージョンがあります。
言ってみれば、プレーンなソイルです。
通常のボタニカルソイルには植物の生長に必要な肥料分が含まれているので、追加の肥料を買う必要もなく、混ぜる手間もなく、そのまま植物を植え込んで楽しむことができます。
肥料なしもそのまま使ってもらって何の問題もないんですが。

では、ちょっと比べてみましょう。まずは見た目から。
どっちがどっちか分かりませんよね。そりゃそうだ、ほとんど存在が知られていないのだから。
右が通常のボタニカルソイル、左が肥料なしのボタニカルソイルです。
肥料なしの方はちょっと湿ってたから黒っぽくて分かりにくいけど、通常のソイルより小粒です。

じゃあ何が違うの?っていうところが知りたいですよね、やはり。
比べてみましょう。

・生長に関して
  肥料あり : 旺盛に育つ
  肥料なし : ゆっくりと引き締まってコンパクトに育つ

・虫やカビに関して
  肥料あり : 出ることもあるが、ほとんど育てている環境が原因(風通しが悪いとか水のやりすぎでずっとソイルが湿っている場合に発生)
  肥料なし : 出ることはほとんどない

・肥料やけに関して
  肥料あり : サボテンやカラテア等で「底穴のない容器」で育てていると、たまに発生することがある
  肥料なし : そもそも肥料が入っていないので肥料やけなんて起こらない

・コケに関して
  肥料あり : ガラス容器に植え込んでいて、日当たりの良い場所に置いておくと表面にコケが発生することがある
  肥料なし : ガラス容器に植え込んでいてもほぼ発生しない

どちらが良いと思いますか?正解は・・・

どちらでも良いのです。好き好きです。
植物の育て方にきっと正解はない。ダメなのはあるけど。
「この植物は暑さに弱い」って言ったら冷蔵庫に入れようとした人とかいたけど、それはダメでしょ。(真顔でそう言ってくる人、いたんですよ)

育てる楽しみは肥料ありの方があるし、大きくしたくないという方は肥料なしを使えばいい。
花とか野菜はたくさんそれらを付けるためには肥料が必要だけど、観葉植物に関しては本当に種類によると思います。
肥料が好きなやつもいれば、肥料のない方がカッコよく育つやつもいる。
なので、肥料なしは自分で植込む植物の生育環境を調べたり、実験してみたいと思うような中〜上級者向けなのかもしれません。
もちろんシンプルに虫が嫌だから肥料なしで、という方もOKです。
肥料なしだからと言って、ちゃんと光合成させておけば良いだけで、肥料あり/なしが原因で枯れはしません。

参考までに、肥料なしで植え込んだ我が家のサンセベリア・スプーンがこちらです。
今のところ(時期的に眠りかけているだろうから参考にならないけど)なんの問題もない。
他にディスキディアやアンスリウムなんかも肥料なしで植え込んでいるけど、普通に生きてます、素敵に。
肥料なし、面白いと思うんだけどなあ。
考えてみれば、ベラボン(ヤシの実チップ)で植えられる植物とか、水苔で植えられているものなら大体条件は同じだから、問題なく楽しめるはず。

肥料なし、使ってみたいと思う方はぜひお問い合わせください!
(今のところ、販売している店舗は限られているため)

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