観缶の作り方
観葉植物缶(観缶)の作り方
ここではマグネット缶にボタニカルソイル・アレンジメントを使って植物を植え込むやり方を紹介します。 ・準備するもの - マグネット缶(100均とかで売ってます) - ボタニカルソイル・アレンジメント - 植物 - 水
こんな感じで、まず準備。イベント用に植込みをする必要があるのでこんな気合入った感じになってますが、
普通はこんな覚悟はいりません。
まずね、ボタニカルソイル・アレンジメントを水で練らないと、これはもう始まりません。
始まりませんって言っちゃったけど、その前に缶の準備をしましょう。
土を使う時は植え込み含めて一気にやっちゃった方が作業効率上がりますもんね。
これが仕事のできる人の物の考え方。
作業をカテゴライズして、極力無駄手間は省く。
僕は仕事ができないので気付くまで時間かかったけれど。
フタのフィルムを外して、枠だけにします。これがもう、素直な子がいてスッキリはがせると思えば、 ちょっとだけ残ってペンチでグリグリしないと取れないフィルムもいて。 でもね、本来のマグネット缶の用途で考えると、なかなか取れない素直じゃない子の方が優秀なのだと思うよ。 だからイライラせず、優しく剥がしてあげて下さい。 缶の準備ができたら、次はいよいよ土!ボタニカルソイル・アレンジメントを水で練ります!
こんな感じで。としか言えないのが心苦しいのですが。 アレンジメント何Lに対して水を何ml、なんて言えれば良いのですが、室内環境、地域、 気温や湿度で変わるし、適当なことは言えないのですよ。 なので、こんな感じで。グニ、みたいな。ボロボロしないぞ、みたいな。 そしていよいよ缶にアレンジメントを投入。 まず底面、そこから側面部にしっかりと塗りつけて、何と言うのだろう、青ヶ島の周りみたいな? 真ん中をへこませるように。 コツとしては、缶の内側側面部分に最初しっかりと土を貼り付けることですね、きっと。 植物入れてからだと詰め込みにくい部分なので。
こうなってくると大人のどろんこ遊び。子供がやっても別にいいんだけど。むしろやって欲しいくらい。
青ヶ島の周りみたいなのを作ったら、あとは植込み。 植物を真ん中に合わせて、あとはアレンジメントを詰めるべし!詰めるべし! この時、表面をなだらかにナメしておくと、乾いても土がこぼれてきません。 詰めた後はフタの枠をねじ込み、完成。 このフタの枠がポイントで、アレンジメントは表面が荒いまま乾燥すると(ナメしが甘いと)、 どうしても少しポロポロ落ちてきます。 それをキャッチするのがフタの枠の役割というわけです。これぞ経験値、否、経験知。 あと、アレンジメントは乾燥してると水を弾く性質があって、「表面張力すげえ!」みたいな 状況になるのですが、このフタの枠のおかげで水がこぼれずに済みます。 そのためにも、枠の下あたりには少しウォータースペースを取っておいた方が良さそう。 ちなみにツル系の植物の場合、真ん中じゃなくて缶の縁の方に根本を寄せた方が、 マグネット缶をどっかに貼り付けた時にキレイに見えます。これも経験知。 そして完成したのがこちらです。
マグネットなので発想次第で色々な飾り方ができます。
縦ハンガーにマグネットフックを併用して貼り付けてみたり(裏側はカッコ悪いから見せられないけれど)、マグネット対応のブラックボードに貼り付けてみたり。「ポストにポトス」なんてのもいかがでしょう?
以上、「観缶の作り方」でした。
ちなみにちゃんと生長します。下の画像は植え込んで3週間後。
シンゴニウムは光の方向を向き、ハオルチアは花芽を出しています。
だって、ボタニカルソイル・アレンジメントは植物に適した土ですから!