ガジュマル
俺の中で挿木が面白い
久しぶりのボタニカルソイルHP編集。ちょっと私の身の回りに色々ございまして、ごめんなさいね。 お久しぶりの申し訳なさから、満を持して大人気植物、ガジュマルさんのご登場といきましょう。 ガジュマルといえば、皆様、こんなイメージですかね。

そう、この太い根っこが特徴で、同じものは二つとない。なので、一目惚れしたものはその時に買わないと二度と手に入りません。 「うーん、どうしようかなー。家に帰って検討してから・・・。」 なんて思ったら最後、次にお店に行った時には、ほぼ間違いなく売れちゃってますよ。 それがガジュマルです。人気なので回転が早い。 悔やんでも悔やみきれず、お店の人に八つ当たりするお客さんも多々。(私も前はお店の人だったので、何度か経験あります) さて、そんなガジュマルですが、この1年くらいハマっているのが挿木。 ガジュマルの枝をチョキンと切って、水差しして発根したところをボタニカルソイルに植え込みます。 一例となりますが、こんな感じです。 水差しにしてからボタニカルソイルに植え込み、10ヶ月くらいでしょうか。立派に育ちました。




水差しで面白い発見も。同じタイミングで「メネデール入り」、「黒いビニルでガラス容器を覆ったやつ(中は水)」、「水」で 発根の状況を実験したのですが、どんな順位だったと思います? 正解は・・・一番早く育ったのは黒いので覆ったやつでした。メネデールが二番目で、水のみは三番目。 土中の雰囲気出した方がいいかなーという思いつきで黒いので覆いましたが、これが大正解。 水差しで発根を早めたい方は試してみては。 で、ボタニカルソイルに植えた後なんですが、これが伸びる伸びる。 画像の曲げ仕立ての方はですね、先端をなんかのタイミングで誤って折ってしまったのです。 「あー、大きくするの無理かなー。とりあえずやってみたかった曲げ仕立てにでもするかー」 なんてやってみたら、ご覧の通り1年経たずに太い根が出来上がっているようでした。 先端を伸ばすエネルギーを根に回してくれたんだなあと。 こうなったらやってみたいのが、根に石などを抱かせてみる実験となります。 ご想像ください、最初の画像の太いところに石が抱かれている姿を・・・。かっこよくない? なので、やってみました。
このあと、偶然見つけた鉱石の展示会に行って色々と綺麗な石を入手して、今年育ててた水差しに抱かせたりしています。 どんな感じに仕上がるかは、来年の今頃くらいにお見せできるかなあ。

そもそも「多幸の木」と言われるガジュマル。(根がタコっぽいから、タコと多幸のおせち料理的なこじつけと俺は思っているのだけれど) そこに鉱石のスピリチュアルっぷりが加わったらこれもう、売れ筋になるんじゃね?
